カードデッキ

多くのウォーゲームでは、カードデッキや秘密のチット選択を使わなくてはなりません。ウォーゲームプロセッサーでは、プレイヤー間でカードを配ったり、保持したり、移動したりするツールがあります。

E-メールでカード選択についての最大の障害は、システムの安全を確実にすることです。デッキや他のプレイヤーの手の内を調べて不公正な優位を得ようとするプレイヤーはいないでしょう。ウォーゲームプロセッサーでは、プレイヤーに認証を求め、他のプレイヤーからある種の許可があれば、自分の手中にないカードにアクセスする許可を与えられることで処理しています。

もっと教えて:
プレイヤーの定義
プレイヤー認証

「カード」とはコメントボックスに似たテキストフィールドです。「カード」は文章であったり、アスキー形式のグラフィックであったりしますが、モジュールデザイナーが必要だと感じた適切な情報なら何でも含めることができます。カードはデッキにいかなる順番でも置かれることはなく、配るときに、デッキの使用できるカードからランダムに選択します。これは、デッキの底にカードを置くのは容易ではないことを意味します。

プレイヤーをデッキ調べしないように、カードはプレイヤーからプレイヤーへ配らないといけません。カードを配るには、メニューオプション「Cards -> Deal a Card」を選択してください。配るのはデッキもしくはロケーションなのか、誰に配るのかを特定するウィンドウが現れます。このプロセスを全カードを配るまで繰り返してください。それからゲームをセーブし対戦相手に送って下さい。プレイしているモジュールに、モジュールデザイナーがカードデッキをどう使うのかについて詳細のある注意書きを見てください。

リプレイ中、カードの移動を記すテキストメッセージがあります。

カードを配られたとき、メニューオプション「Cards -> View your hand」を選択して自分の手を調べることができます。自分の手をひとつづつ見ることができ、また各カードのいくつかの行動を行なうことができます。自分の手のカードをぱらぱらとめくるには、「Next Card」と書かれたボタンを、繰り返し使ってください。手を調べ終えたら、「Done」ボタンを押してください。

手にカードがあるなら、各カードに次の行動を取れます。すべてのアクションが、プレイしているゲームのルールに適合しているわけではありません。

デッキへ戻す(Return to deck):来たデッキへカードを戻します。自分以外カードの中身が何だったかはわかりません。

捨てる(Discard):プレイから永久にカードを取り除きます。注意しなくてはならないのは、一度捨ててしまうと、そのカードをプレイに戻す方法がないことです。

公開して戻す(Show then Return):カードを元のデッキへ戻しますが、同時にカードの中身が何だったかを他のプレイヤー全員に見せます。

みんなに見せる(Show to others):カードの中身を他のプレイヤーに公開しますが、手元においたままです。

人にあげる(Give away):カードを別のプレイヤーに移します。

ロケーションに置く(Place in Location):ゲームが初期化されたときに定められたロケーションのひとつに、秘密裡にカードを置きます。