戦闘実行

ウォーゲームプロセッサーは、戦闘中の攻撃側と防御側を明示する能力があり、また各戦闘行動の詳細記録も出せます。ウィンドウ左の援軍エリアの真上に、「Attack」と「Defend」書かれた2つのボックスがあります。
戦闘行動を明示するには、戦闘部隊をそれぞれのボックスに移動し、「resolve」を押してください。オッズと地形効果の適用決定は、ユーザーの責任です。

どちらかの戦闘ボックスにユニットがいる場合、プログラムは「戦闘モード」に入り、移動に際し一定の制限が課せられます。戦闘モード中、ユニットはマップから「Attack」「Defend」のどちらかのボックスのみ移動できるか、もしくは元のヘックスへ普通に置くだけです。ユニットをマップに戻すには、または、ピックアップ後にそれを置くには、ピックアップを必ずしてリリースボタンを押してください。これでユニットは戦闘シークエンスがはじまったヘックスに戻ります。

戦闘オペレーションには、「1 by 1(ひとつずつ)」、「Declare(申告)」、「 Resolve(解決)」の3つのモードがあります。これらは、ウィンドウの右上のボタンで選択します。このボタンは、移動モードでは空白になります。

くつろいだゲームや、あるエリアゲームでは、戦闘を申告して解決することがあります。くつろいだゲームでは、事前に攻撃した結果、戦闘になることが決まる、とは必ずしもならず、プレイヤーが申告したように戦闘を解決するのが当たり前だ、ということがよくあります。ウォーゲームプロセッサーのデフォルトモードがこれで、戦闘モードボタンに「1 by 1」と表わされています。

事前の攻撃が影響を及ぼすトーナメントプレイや決定が続くゲームでは、プレイヤーは、解決をはじめる前に戦闘すべてを申告することがあります。ウォーゲームプロセッサーは、これをサポートしています。プレイヤーは、解決しようとする順番で戦闘を申告し、その後で戦闘を解決します。
事前申告を、もしくは申告した戦闘解決をしたいなら、全ユニットを置いて戦闘ボックスをクリアし、スクリーン上部の「Movement」ボタンを「Combat」と書いてあるまで押して手動で戦闘モードを選んでください。

自分の好みに合うようにプレイ中のゲームをカスタマイズしたくなることがあります。多くのゲームが一定数のサイコロを使う一方、ほぼ毎回違う個数のサイコロを投げるものもあります。この場合、「Define Die Before each Roll」をつけてお好み(メニューオプション「File ->Preferences」)をセットできます。サイコロを振る前ごとに違う個数を定義するウィンドウが現れます。サイコロを振る前ごとに空白のコメントボックスが現れるようにもできます。

もっと詳しく:
1 by 1 戦闘
事前申告戦闘
申告戦闘解決